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恋人はスーパースター
第4章 友達として、出来ること…
「…………」
「…………」
暫く沈黙が続き、
カチコチ、リビングの柱時計が鳴り響く。
「……live、終わっちゃったね」
柚葉がポツリと呟くと、一夏が、ぶわぁっと涙を流し始めた。
「…柚と、見たかったよぉ…」
「……ー夏」
「…隼人さまに、会いたかったよぉ…」
「…そんなに、隼人の事が好き?」
一夏は、柚葉の問いに、何度もコクコク頷く。
「隼人になら、何をされてもいい…くらい、好き」
「………もしかしたら、ドがつくほどSかもよ?」
「…それでも、いいよ、会いたい」
「良いのかよ!?」
「うん!!!」
「分かった」
「ん?」
「一夏が、そんなに、会いたいなら」
「えっ、なに?」
「隼人に会わせてあげようか?」
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