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はなむぐり
第8章 花に包まれる

花びらにしごかれ熱を保ち続けるペニスは破裂しそうなほど膨らみ、コンドーム越しから舌では味わえない熱を感じる。刺激の少ない愛撫でまどろむ蜜樹は私の少しの動きで甘く鳴く。
「ゆっくり、蜜樹の中に入るよ。痛くなったらすぐに言いなさい」
「うんっ…早く一緒になりたい。来て」
美しい裸体と妖艶な微笑みをしっかりと目に焼きつけた。幼い頃の姿を浮かべながら、勃起しているペニスを握って花びらに亀頭を咥えさせてゆっくり腰を沈める。一気にではなくミリ単位で少しずつ少しずつ。まだ半分も入っていないが複数の生き物が絡みついて奥へと誘うかのような締めつけ。進むたびに濡れた音が響き、今のところ蜜樹は私の大きさに戸惑うことなく、むしろ目を瞑って途切れ途切れに喘いでいる。
沈んでいく身体は汗で濡れ、額から次々と汗が流れてふっくらとした下腹部に落ちて茂みへ流れる。手の甲で汗を拭い、半分以上入ったところでペニスから手を離し、根本まで深くゆっくりと進む。
「あっ…智さん。顔見せてっ…すごくあたたかいの…痛くないから早く」
進んでくる熱ですぐに目を開けた蜜樹は両手を伸ばして、私を呼ぶ。成長しても、私を求めてくれることだけは全く変わらず、日に日に可愛さが増していくからどうしようもない。
「我慢しないでくれ。痛みで悲しませるのだけはっ…うぅっ…」
奥に行くほど絡みつく肉壁はうねり、搾り取られそうなほど。
「智さん…んっ…つぅ…はあっ…智さん」
奥までもう少しなのか、上半身を反らせて布団のカバーを両手で掴んで首を左右に振る蜜樹。胸は激しく上下し、全身に赤みが広がる。

