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今日も明日もエロ坊主!
第2章 これぞ本当の『女体盛り』!
ダメだ!

こんなところで狼狽えている場合ではない!

一刻も早くこの地獄の食事処から逃げ出さないといけない俺は、ぐっと眉間に力を入れると、次々と湧き出てくる妄想を無理やり抑え込む。

そして、右手で握った箸先を広げると、そのまま湯気が舞う味噌汁の中へと突っ込む。

味噌と塩分の力で、エロさもろとも除菌だ!

俺はその勢いのまま、左手でお椀を掴むと口元まで近づけて一気に流し込んだ。

喉を通る味噌の味が、何だかいつもと違うような気がする……

も、そんなことにこだわっている場合ではない。

早く……早く昼飯を食べ切らないと!

目の前で、「あーあ、ほんとにお箸使っちゃったぁ」と意味深なことを呟く小悪魔のことはあえて無視して、俺はトップスピードで次々とお膳の上を綺麗に平らげていく。

よし、このペースならあと三分以内で全て食べることができる!

そんなことを逆算して、そして予定通り最期の一口を口に放り込んだ俺は、穢れた箸を叩きつけるようにお膳の上に置いた。

「ご馳走さまでしたぁあ!」

パンっと勢いよく両手を合わせた俺は、そのまま立ち上がろうとした。

が、隣でちょこんと座っていたロリっ子美女が、法衣の裾を掴んできた。

「まだ残ってますよぉ」

「……は?」
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