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申し訳ないですが、Mです。
第4章 露出
吐き出された唾は、ワタシの額にかかった。

唾液が眉間から鼻の横を流れて、口のところまでくる。

ワタシは少し頭を傾けて、口を開けた。

トロトロと、唾液が口の端から流れ込む。

舌に唾液の、ワカナさんのフェロモンを感じる。

ー甘美だ

そう感じてうっとりとする。

ワカナさんがワタシの様子をみて

「欲しいならちゃんとお願いなさい」

と厳しくしつける。

「…はい…唾液をもっとください…」

ワタシが言いつけ通りお願いをすると、ワカナさんは

「困った子ね…」

と言いながら、ワタシの前に立つと、座っているワタシの上から唾液を垂らした。

巣の中の幼鳥が餌を求めるように、ワタシも一心に口を大きく開け、唾液を逃さんと首をのばした。

「んんっ!!」

糸を引いて唾液が落ちてきて、ワタシの口の中に入る。

まるで一流のシェフが作り上げた濃縮されたスープのように、舌にのった瞬間に、口内にうまみが広がる。

ーもっと、もっと欲しい…!







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