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ハンカチの君
第17章 舞台裏

夏休みが終わると、圭子はフットボールサークルの人達を避けるように大学に通った。
悠馬と別れたのだし、もうお昼にサークルの人達とご飯を一緒に食べる必要もないと思ったので参加しなかった。
授業が同じ人もいないので、特に会おうと思わなければ会わなかった。
しかし、美玲に撮られた写真が気になって不安だった。
あの写真を取り返すのはきっと無理だろうと諦めた。
頑張って大学には通い続けて、就職は県外でして、誰にも知らせなければきっとバレないだろうと思い込むことにした。
ただ、ネットにアップされる可能性を考えると怖かった。
圭子の安らぎはヘルスのアルバイトだけだった。
嫌な客もいるが、マイのように気楽に話ができる友人もいるし、清一郎みたいないい客もいる。
清一郎はあの日の合宿のことには触れてこなかったが、豚のストラップを渡すと嬉しそうに携帯にすぐつけてくれたので、圭子は嬉しかった。
悠馬と別れたのだし、もうお昼にサークルの人達とご飯を一緒に食べる必要もないと思ったので参加しなかった。
授業が同じ人もいないので、特に会おうと思わなければ会わなかった。
しかし、美玲に撮られた写真が気になって不安だった。
あの写真を取り返すのはきっと無理だろうと諦めた。
頑張って大学には通い続けて、就職は県外でして、誰にも知らせなければきっとバレないだろうと思い込むことにした。
ただ、ネットにアップされる可能性を考えると怖かった。
圭子の安らぎはヘルスのアルバイトだけだった。
嫌な客もいるが、マイのように気楽に話ができる友人もいるし、清一郎みたいないい客もいる。
清一郎はあの日の合宿のことには触れてこなかったが、豚のストラップを渡すと嬉しそうに携帯にすぐつけてくれたので、圭子は嬉しかった。

