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ハンカチの君
第18章 助けて。
「あ〜俺今日お願いしようかな?1万でいい?3万?」
「お金ではないの。町田先輩とはしたくない!」
「こんなデブとやれるのに?」
「見た目じゃない!それに最後まではしてないし…。」
圭子が下を向くと、先ほどまで黙っていた悠馬が口を開いた。


「他の男のチンコを咥え込んだのに違いわないだろ。こんな淫乱な奴が彼女だったかって思うと気持ち悪いわ。」
「…ごめんなさい。あの、その画像消して欲しいんですけど。」
「はぁ?こんな写真ばら撒かれたって痛くもかゆくもないだろ?淫乱な圭子はマンコから汁垂れ流して喜ぶんだろ?」
「違う。お願い。消してください。何でもします。」
圭子は泣きながら悠馬に懇願した。

「なら、お前にかけた金全部返せよ。洋服代とかご飯代、この間の合宿代も結局返してもらってないもんな。」
圭子は合宿代を払っていなかったことを思い出して、念のために封筒に入れて持ち歩いていた3万円を悠馬に渡した。

「これは貸してた合宿代な。あと100万はもってこい!」
「100万!?そんなの無理だよ!」
「はぁ?無理ならいいわ。俺がお前にお金払うって奴連れてくから、お前は足開いてればすぐ終わるからよ。
ヘルスの仕事と変わんないだろ?」
「やだ〜。」
圭子は絶望した。
ヘルスのバイトは圭子のことを知らない人だからできた。
でも悠馬が連れてくるのは、恐らくサークルの人たちだろう。
知ってる人たちに体を弄ばれるのは抵抗があった。

それにお店と違って最後までヤラレるかもしれない。
恐怖でいっぱいだった。

「え〜。なら、まず俺にやらせてよ〜。3万払うからさ〜。」
町田は圭子の胸から手を離さずに揉みしだいていた。

「相手は金払いのいいやつにするわ。兎に角、明日俺たちが最初にセックスしたラブホテルに来い!」

悠馬はそういうと町田とともにその場から立ち去った。
圭子はその場に座り込んで狼狽した。

圭子は気がつくと携帯を取り出して、電話をかけていた。
「助けて…。」

電話の主は優しい声で囁くように圭子に行った。
「僕の家においで。」
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