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ハンカチの君
第20章 悠馬
「美智子に何かあったら困るからね。
管理人室を盗撮していたんだけど、まさか君達がやりまくってるとは想定外だったよ。不倫に、男とのセックス。周りの友人にバレたら人生終わりだね。」
「あ…お願いします。許してください。」
「何も僕は怒っているわけではないんだよ。もともと僕は男性も女性もどっちでもいけるからね。美智子にはいい経験になったみたいだしね。」
充はニッコリと微笑むと、美智子と悠馬の写っている写真を破いた。

「まぁ〜僕が飽きるまで付き合ってくれたら、悪いようにはしないからさ。できるよね?」
「…はい。」
悠馬が返事をすると充は悠馬のベットにつないだ鎖を解いてくれて、帰宅することができた。
悠馬は絶望しかなかった。

どこで何を間違えたのだろう。
悠馬は涙を流しながら1人アパートに帰った。
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