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ハンカチの君
第22章 ハンカチの君
清一郎は明日に備えるために圭子をそのままお風呂に入れて寝かしつけた。

圭子は眠れないようだったが、一度部屋から出て悠馬と美玲に連絡を入れた。
美玲のことも圭子に危害を加えそうだったので、念のために調べておいてよかったと清一郎は感じた。

2人は、清一郎のメールを怪しんでいるそぶりはあったが、最終的に清一郎の提案をのんだ。

清一郎は明日、圭子の中に挿れられると思うと興奮して眠れないかと思ったが、思いの外よく寝れた。

圭子が眠れなかったのは分かっていた。
媚薬で麻痺していた方が圭子の傷が浅くて済むと思った。

借りておいたレンタカーに圭子を乗せてラブホテルまで行く。
免許を取って以来運転していなかったが、何とか安全に運転することが出来た。

教習所に通うのは苦痛だったが、圭子を隣に乗せれたことを考えると、車の免許を取っておいて良かったと思った。

ラブホテルに着くと悠馬と美玲が部屋の中で待っていた。
「遅いよ〜。圭子ちゃん、待ちくたびれちゃった。」
美玲は圭子を見ると嬉しそうに目を細めた。
圭子の怯えた表情を見て、まるで恋人でも見るようなうっとりした顔をしていることに気になった。

「で、そのおっさんいくら払ってくれるの?」
「君の言い値でいいよ。その代わり圭子ちゃんと最後までセックスしていいんだよね?ヘルスでは本番はダメだったからさ。」
「あぁ。そんなあばずれ好きにしろよ。」
「…わかった。ならまず先にここで圭子ちゃんを抱かせてもらうよ。」
「…好きにしろ。」
清一郎は悠馬に許可を取る必要などない。
ただ圭子を守るために仕方なく抱いたと言う事実が欲しかった。
圭子のワンピースのファスナーを一気におろした。

「やぁああ!」
圭子は下着を身につけていなかったので裸になった。

「やだ〜。ノーパンノーブラとか流石ヘルスで働く人は違うのね〜。その胸もヘルスでたくさん揉んでもらったから大きくなったの?」
美玲は裸のまま圭子に近づくと圭子の乳首を強くひねり潰した。

「あああああ!!!」
圭子は痛みのあまり失禁した。
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