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ハンカチの君
第4章 交際

「ん、ならとりあえず臭いから服を脱げ。」
圭子は逆らうのが怖くなり、言われるがままにワンピースを脱いだ。
ブラジャーもショーツも脱がされてしまい、身につけているのは黒色のヒールの高いパンプスだけだった。
悠馬は男子トイレの個室の扉を開けると、トイレに置いてあった大きなゴミ箱に圭子の服を投げ入れた。
「や、服!?」
圭子は服に手を伸ばしたが、個室のドアが開けられていることに気がついて手を引っ込めた。
授業中とはいえ、いつ誰がトイレに来てもおかしくないと思った。慌てて乳首と陰毛を手で隠そうとした。
しかし、悠馬はその手を掴むと、男子トイレから圭子を裸のまま連れ出した。
「や、やめて。誰か来たら、私。」
「ん?あぁ、変態だって思われるだろうな。」
「だったら、やめて。」
「オシッコと精子まみれの服を着たまま歩いてたって変態だって思われるだけだろ。」
「…だけど、、、。」
圭子には裸で校舎を歩くよりも、汚れていても服を着ていた方がまだマシに思えた。
「俺の車までの道のりは、人があんまり通らない穴場だから安心しろよ。絶対じゃないけどな。…あ〜お前の胸が歩くたびにプルプル揺れるの見てると、また勃ってくるわ」
ただでさえ恥ずかしいのに、悠馬の言い方は圭子の羞恥心を増長させた。
人が来たらどうしよう、見られたらどうしよう。
圭子の脳内は羞恥心でパンクした。
「お願い、自分で歩くから手を離して。」
「…まぁ、そうだな。どうせ逃げられないしな。」
悠馬は圭子の頼みをあっさりと聞いて、手を離した。
圭子はすぐに片手で自身の乳首を、もう片手で陰毛を隠しながら歩いた。
隠していようが、誰かに見られた時点で変態扱いされるのは確定しているが、どうしても隠さずにはいられなかった。
悠馬の後ろを歩いて行くと、真っ赤なスポーツカーの前で止まった。
「これが俺の車。」
圭子は車まで誰にも会わずにたどり着けたことにホッとしたが、悠馬は車の鍵を開けなかった。
「折角裸で外にいるんだし、ここでオシッコしてよ。」
「はぁ?…嫌だよ。」
「いいけど、オシッコしないとこのまま車の中に入れないよ。置いて行っちゃおうかな?」
「酷すぎる!!」
「そう?彼氏の連絡無視する女の方が酷いんじゃない?」
圭子は悠馬を非難したが、悠馬は酷いことをしていると思っていそうになかった。
圭子は逆らうのが怖くなり、言われるがままにワンピースを脱いだ。
ブラジャーもショーツも脱がされてしまい、身につけているのは黒色のヒールの高いパンプスだけだった。
悠馬は男子トイレの個室の扉を開けると、トイレに置いてあった大きなゴミ箱に圭子の服を投げ入れた。
「や、服!?」
圭子は服に手を伸ばしたが、個室のドアが開けられていることに気がついて手を引っ込めた。
授業中とはいえ、いつ誰がトイレに来てもおかしくないと思った。慌てて乳首と陰毛を手で隠そうとした。
しかし、悠馬はその手を掴むと、男子トイレから圭子を裸のまま連れ出した。
「や、やめて。誰か来たら、私。」
「ん?あぁ、変態だって思われるだろうな。」
「だったら、やめて。」
「オシッコと精子まみれの服を着たまま歩いてたって変態だって思われるだけだろ。」
「…だけど、、、。」
圭子には裸で校舎を歩くよりも、汚れていても服を着ていた方がまだマシに思えた。
「俺の車までの道のりは、人があんまり通らない穴場だから安心しろよ。絶対じゃないけどな。…あ〜お前の胸が歩くたびにプルプル揺れるの見てると、また勃ってくるわ」
ただでさえ恥ずかしいのに、悠馬の言い方は圭子の羞恥心を増長させた。
人が来たらどうしよう、見られたらどうしよう。
圭子の脳内は羞恥心でパンクした。
「お願い、自分で歩くから手を離して。」
「…まぁ、そうだな。どうせ逃げられないしな。」
悠馬は圭子の頼みをあっさりと聞いて、手を離した。
圭子はすぐに片手で自身の乳首を、もう片手で陰毛を隠しながら歩いた。
隠していようが、誰かに見られた時点で変態扱いされるのは確定しているが、どうしても隠さずにはいられなかった。
悠馬の後ろを歩いて行くと、真っ赤なスポーツカーの前で止まった。
「これが俺の車。」
圭子は車まで誰にも会わずにたどり着けたことにホッとしたが、悠馬は車の鍵を開けなかった。
「折角裸で外にいるんだし、ここでオシッコしてよ。」
「はぁ?…嫌だよ。」
「いいけど、オシッコしないとこのまま車の中に入れないよ。置いて行っちゃおうかな?」
「酷すぎる!!」
「そう?彼氏の連絡無視する女の方が酷いんじゃない?」
圭子は悠馬を非難したが、悠馬は酷いことをしていると思っていそうになかった。

