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ハンカチの君
第4章 交際
「はははははは!!見たか?さっきの運転手の顔!あれは絶対オナってるぜ?よかったな、圭子。おかずの提供ができて。」
「う…ふぅ…。ヒック、、あなたは、どれだけ私を惨めな気持ちにすれば気がすむの?酷すぎるよ。」
「そう興奮するなって!もうすぐ家に着くから、そしたら突っ込んでやるからよ。」

圭子は突っ込んで欲しいなどと微塵も思っていなかった。
悠馬は思い込みの激しい性格をしているのかもしれない。

オシッコをしてる写真も撮られているし、これからそれを盾にして、脅迫してくるのが目に見えていた。
どうやったら悠馬から逃げられるのか、圭子には分からなかった。

圭子が色々考えている間に悠馬の住んでいるアパートについたようで、車は駐車場で止まった。

悠馬は圭子の手錠を外すと、駐車場から降りた。
助手席の扉を開けて、圭子を車から出した。

「大家がいるから、その格好見られると恥ずかしいだろ?四つん這いになって、大家に見えないようについてきて。」
「そんなことしなくても、悠馬のシャツ貸してくれない?」
「はあ?なんで俺が臭いにおいをプンプンさせた女に服なんか貸さなきゃならねーんだよ?臭いが着くだろう。」
「ううう。わかった。」
圭子は、悠馬が歩く後ろをかがんで足早に歩いた。
エントランスに着くと、悠馬に言われた通りに四つん這いになって両手両足を動かした。

「あら?悠馬君、今日は早いのね?サボりじゃないの?」
大家らしき人物の声が圭子の頭上から聞こえた。
声からして、年配の女性のようだ。
圭子は驚いて、歩みを止めた。

「今日は先生が体調不良で授業がなくなったんだよ。俺がそんな不真面目に見える?」
「それもそうね。勉強お疲れ様。」
「美智子ちゃんもたまには休まないとダメだよ。」
「まぁ、ありがとう。」
年配の女性らしき人物と、悠馬は楽しそうに会話をしていた。
悠馬はアパートの扉を開ける気配は全くなかった。

圭子は四つん這いのまま固まっていた。
悠馬は固まったままの圭子を見て笑うと、圭子の頭を撫でた。
「あら?何かいるの?」
悠馬の行動を不審に思った、美智子が聞いた。

「ええ、猫がいます。」
「まぁ、猫?可愛いわね。私も触ろうかしら?」
美智子の提案に、圭子は真っ青になった。
こんな姿見られたらどうしようという気持ちでいっぱいだった。
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