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ハンカチの君
第9章 一日奴隷
「キャ!!」
圭子は驚きと痛みで、その場にうつ伏せになって倒れ込んだ。
「聞こえなかったのか?自慰しろって言っただろ?金貸さねーぞ。」
圭子は、今日一日逆らわないなど簡単に了承しなければよかったと今になって後悔した。
これではまるで奴隷みたいではないか。

鞭で打たれた胸が赤くなりヒリヒリとした。
痛みと恐怖でうつ伏せに寝そべったまま動けなかった。
悠馬は動かない圭子にイラついた様子で、今度は鞭を圭子の背中めがけて打った。

「んぎぃ!!」
圭子は痛みに涙を流しながら、歯を食いしばって悠馬を見た。
悠馬は圭子に強い眼差しを向けて、もう一度鞭を振り上げたので、圭子は慌てて体を起こした。
悠馬は容赦なく圭子の肩に鞭を打った。

「グギャ!!」
圭子は涙でグチャグチャになった顔で、膝を折り曲げて恥ずかしい場所が悠馬によく見えるようにした。

悠馬の手は止まったので、ゆっくりと股の間に手を伸ばした。
自慰などしたことなかったし、悠馬はいつも圭子の股の間には殆ど手を触れないので、どうしたらいいのかと考えて清一郎の存在を思い出した。

清一郎は、確か最初によく圭子のクリトリスを舐めていた。
そう思い出して、清一郎のことを考えながらクリトリスに手を伸ばした。
清一郎なら、どうやって舐めていたか、触っていたかを考えながらゆっくりと自身のクリトリスを右手の中指で擦った。

「んっ…ふぅ…。」
清一郎のことを考えていると、自然とクリトリスを触る手が動いて気持ちが良かった。

膣から愛液出てきたことに気がついて、指にたっぷりと付けると、クリトリスに塗りたくった。

「んっ…はぁ…ぁ。」

クリトリスを触る指を止めることはなく、もう片手で乳首を刺激した。
清一郎のように、乳首を指で強く挟み、クリトリスを指で強く押す。
するとすぐに快感の波が押し寄せてきて、絶頂に達した。
「ああぁあぁ!!!」
腰がビクビクと動き、目が虚になった。

快感に浸っていると、急に膣に異物を感じて意識を取り戻した。
下腹部を見ると、黒っぽい革製のものが自身の膣に入っていた。

革製のものを辿ると、悠馬の手が見えて、鞭を圭子の膣に入れたのだとわかった。
異質なものを入れられた恐怖で圭子は怯えた。
悠馬の顔を怯えた顔で見ると、眉間にしわを寄せていたので、怒られると思い、気持ち良さそうな声を出した。
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