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ハンカチの君
第11章 デート
後ろはお尻の穴がギリギリ隠れる大きさで、お尻の割れ目は丸見えだった。
鏡に映る自分の水着姿を見て羞恥で震えた。
「後ろはケツの穴が隠れてるし。問題ないな。」
悠馬はそう言うと試着室のドアを閉めたので、圭子はその場に座り込んで泣いた。

水着の試着が終わると、悠馬は圭子が試着した水着全てと悠馬の水着をレジで会計した。

その後は、合宿で着るワンピース2着と、フットサルの練習中に着れる服、可愛い歯磨きセットや髪の毛のゴム、相変わらず大事なところに穴が空いているショーツや、透け透けのブラジャーを買うとお昼ご飯をフードコートで食べた。

悠馬が財布を圭子に渡すと、好きなものを買ってきていいと言ったので、悠馬のステーキセットと自分のステーキ丼を買って悠馬が座って待っている席の向かいの座席に座った。

圭子は今日1日で初めて心の底から嬉しそうに笑うと、ステーキ丼を食べた。
悠馬はフードコートの肉はやっぱり硬い薄いと文句を言っていた。
圭子はとても美味しく感じて、ご飯も一粒残らず食べた。

食べ終わると、悠馬の分の食器もトレーに載せて返却口に置きにいった。

暫くフードコートで2人で無言で座っていると、突然悠馬が立ち上がった。
「行くぞ。」
てっきり帰るのだと思ってついていくと、ついた先はショッピングモールの中に入っている薬局だった。

悠馬は薬局の中に入ると、いくつか買い物カゴに商品を入れた。
圭子は買い物カゴを見ると、中に剃刀が入っていた。
パッケージに女性の陰毛に最適とデカデカと書いてあった。


悠馬が会計が終わると、恐る恐る聞いてみた。
「さっき剃刀が見えたけど…何に使うの?」
「お前の陰毛を剃るために決まってるだろ?」
「や、やだよ私!剃りたくない!!」
「さっき水着から丸見えだったくせに何言ってるんだよ!そっちの方が恥ずかしいだろ?そんな剛毛な毛をしてるから、周りに変態だって言われるんだよ!!」
圭子は先ほど変態だと見知らぬ人たちに罵倒されたことを思い出して、反抗する気をなくしたまま、今度こそ駐車場に着いた。

車の中で悠馬のアパートに戻ったら、陰毛を剃らないといけないと考えると、行きと同様に沈んだ気持ちで足元を見ていた。
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