この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハンカチの君
第13章 料亭
圭子はそれを受け取った。
清一郎の優しさに泣きそうになった。

「…合宿代はいくらかかるの?お金は彼氏が払ってくれたのかな?」
「…いえ、彼氏が3万円貸してくれたんですけど、その代わりに…鞭で打たれるプレイを強要されて…グス…。」
圭子は鞭で打たれたことを思い出して、涙が自然と溢れた。

清一郎はゆっくりと立ち上がり、圭子の横に座った。
「これ、良かったら合宿代に使って。」
清一郎はそう言って5万円を圭子の手に握らせた。

「そんな!!ピルまで頂いて、今日の食事代だってあるのに、5万円も貰えません。」
圭子は清一郎にお金を返そうとしたが、清一郎に手をぎゅっと握られた。

「さっきも言ったけど、お金は無駄にあるからいいんだ。だから、余ったお金でお土産買ってきてよ。そっちの方が僕は嬉しいな。」
圭子は今度は清一郎の優しさに感動してポロポロと涙が出た。

「ゔゔ、、ヒック、、ありがとうございます。お土産楽しみにしててくださいね。」
「うん。楽しみにしてるね。それから合宿代は、彼氏にすぐに返してはダメだよ。」
「どうしてですか?」
「レイちゃんの彼氏、性格が激しそうだからね。急にお金が用意できたって言って返されたら、プライドを傷つけられたと思うかも。
また手酷くレイちゃんが抱かれるところを僕は想像したくないな。」
「…確かに無駄にプライドが高そうですから、そうします。ありがとうございます。」
圭子は嬉しそうに笑うと、清一郎にもらったお金を財布にしまった。

「デザートは食べる?」
清一郎は圭子の肩を抱き寄せて耳元で囁いた。

その声は腰に響いて、下半身が熱くなった。
ふと、清一郎の下腹部を見ると、大きなテントが出来ていた。

「デザートはいらないです。…あの、私、清一郎さんにお礼をしたいのですが、ダメですか?」
圭子は清一郎のテントを人差し指でするりと撫でた。

「…気持ちは嬉しいけど、ここは料亭だしね。それに、そんなことをしたら、仕事の規定違反にならないかな?」
「あ…そうでした。私こんな素敵なお店で一体何を…。」

圭子は羞恥に顔を真っ赤にして、目に涙を溜めた。
清一郎は圭子の顎を掴むと、唇をぶつけて舌をねじ込んだ。

「んっ、、ふぁ〜、、あっ。」
圭子の舌を捕えるときつく吸い付き、チュポンと音を立てて唇を離した。

/147ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ