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ハンカチの君
第14章 合宿
「どこに行くの?」
「…服が濡れてしまったので、着替えを取りに行きます。」
「私はそんなこと許可してないわ。タオルを早く洗って干しなさい。そうしたら取りに行っていいわ。」
美玲は冷たく嘲笑った。
他の女性達も楽しそうに笑っていて、嵌められたのだとやっと分かった。

圭子は仕方なくバケツに残った水でタオルを洗った。

水浸しになっても気温が高いので寒くはなかった。
しかし真っ白なTシャツが濡れて体に張り付き、圭子の黒いブラジャーをくっきりと透けて見せた。

黒いブラジャーは悠馬が選んだものなので、乳首は透けて見えるものだ。
当然Tシャツの上から乳首がクッキリと見えた。
乳首を隠すように腕を不自然な方向に曲げながら汚れたタオルを洗った。

当然隠しきれるはずもなく、練習に戻ったはずの男性はわざと圭子の前を通って鼻の穴を広げた。
「やべ〜。悠馬さんの彼女ってあーいう下着つけるんだ。俺下半身がウズウズして集中出来ないわ〜。」
「乳首思ったより黒くて、やらしいなー。良いな〜悠馬さん。あのデカパイ舐め回し放題とか〜。」

男性は言いたいことだけ言って去って行った。
男性が圭子の前に群がるせいで、余計に女性からの視線が痛くなった。

「あの、圭子さん、本当にごめんなさい。」
一緒にタオルを洗っているメガネを掛けた女の子が圭子に謝る。

「…これが終わったら、着替えに行くから大丈夫よ。」
圭子は女の子を見ながら儚げに微笑んだ。

「あの、私、瑞樹って言います。圭子さんの1つ下の後輩なので、瑞樹って呼んでください。」
「そう…瑞樹、早く終わらせようね。」
圭子は話すばかりで全然手を動かさない瑞樹にイラついた。

他の女性達はドリンクを渡す仕事ばかりしていた。
タオルを洗う仕事を圭子と一緒に任された瑞樹も恐らく仲間はずれにされているのだろう。

やっとの思いで洗い終わると、圭子の頭より少し高い物干し竿に洗濯物を干し始めた。

少し高めの位置にタオルを干すので、必然的に両手を上げなければならなくなり、圭子のおっぱいは練習試合を始めた男性達に丸見えだった。

本当はそれが分かりきっていたので、瑞樹に干す役割を頼んだ。
しかし、何故だか干そうとするたびに転けてタオルを泥だらけにして洗い直しになるので、瑞樹には洗ったタオルを持っているだけの役割しかさせないことにした。
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