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ハンカチの君
第14章 合宿
圭子と瑞樹が食堂に着くと、目の前には料理が並べられていた。

座席に着くと、サークル長からの合宿の抱負についての長い話が始まった。
その話がいつまでも終わらないのに痺れを切らした町田が、乾杯のコールを勝手に告げて食事は始まった。

食事はとても美味しかった。
刺身は新鮮なものを使っているように感じた。

しかし、先日清一郎に連れて行ってもらった店があまりにも美味しかったので、比較してしまってそこまで美味しく感じなかった。

食事が進むと、酔っ払った町田がビール瓶を片手に圭子と瑞樹の肩に腕を乗せた。

「2人ともお疲れ〜。」
「町田先輩酔ってます〜?酔ってるとお化けに食べられますよ〜。」
「はいはい、不思議モンスター瑞樹は置いておいて、圭子ちゃん、悪いんだけど皆にビールを注いでくれない?」
「あ、はい。わかりました。」
町田にビール瓶を渡された圭子は、部長から順番にビールを注いで回った。

「お疲れ様です。」
圭子がにこやかに挨拶をすると、部長をはじめ他の男性部員はデレデレとした顔で笑った。
酔いが回ってきたのか、圭子のお尻やおっぱいを触ろうとする者まで現れた。

圭子は少し触られたくらいで手を押し返した。
「酔っているんですか?」
圭子は今極小ビキニを着ているので、それがバレるほど触られるのは躊躇われた。

圭子が何とかかわしてビールを注いで回ると、悠馬の席に着いた。
「…悠馬もお疲れ様。」
圭子はビールを悠馬のコップにも注いだ。

「ああ。」
悠馬は圭子が注いだビールをゆっくりと飲みながら、圭子の浴衣の下から手を入れた。
極小ビキニから出ているお尻の割れ目をなぞって、膣の穴に指をねじ込んだ。
「んっ、悠馬…やめて。」
圭子は下を向きながら震える声で拒絶をしたが、悠馬は止めることはなかった。

圭子の感じるポイントを珍しく攻めた。
「あっ、ひゃ!!!」
圭子は珍しく蜜壺から液体がじんわりと染み出た。

幸い極小とはいえ、水着を着ていたので濡れることはなかった。
しかし、水着が湿ってしまい気持ちが悪かった。

悠馬は手を離すと何事もなかったかのように食事を始めたので、圭子は仕方なく他の男性にもビールを注いで回ると、席に戻った。
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