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huge dick
第3章 葉月──ハズキ──
俺の吐き出した精子は胸を通り越し、顔にまで飛沫していた……

「葉月……先にシャワー浴びておいで……」
「一緒に浴びましょ……」

時計を見れば20時半を過ぎていた……

「葉月……時間がないだろ」

その時間を見て、悲しそうに瞳を伏せ、現実を静かに受け入れていく……

「そうね……お先に頂くわ」

シャワーから出た葉月の着替えを手伝う……
さっきまで熱く交じり合っていた肌が少しづつ服で覆われていく……
まだ、俺は一糸まとわぬ姿だと言うのに……


準備が整った葉月は俺を振り返ると

「ありがとう……とても素敵だった」
「こちらこそ……ありがとう」
「契約違反の事だけど……ごめんなさい」
「ハハ……俺もたくさん奉仕してもらったから目を瞑るよ……」
「また……会えるかしら?」

「葉月……これで俺達は終わりだよ……約束だよね」
「ええ……分かってるけど…貴方とのSEXが忘れられるか不安だわ」
「葉月は女として最高だったよ……俺を求めるんじゃなく、旦那を求めてごらんよ……」
「拒否されるのが怖いの……」
「大丈夫……契約違反した時の葉月は凄く妖艶な女だった……俺はその魅力に逆らえなかったんだ…自信もってよ……葉月」
「うん……」
「あんな風に求められて拒否出来る男なんかいないよ…」
「……」
「まだ自信ない?あんなに葉月のフェラは気持ちがいいのに?」
「……ほんと?」
「ほんとだよ……俺のちんぽビンビンだっただろ?」
「あれは…その夢中で……」
「だったら旦那のソレも夢中で愛してやれよ…」

ハッと顔をあげる葉月は、さっきまでの〝女〟の顔じゃなく〝妻〟の顔になっていたような気がした

「私があの人を男として見ていなかったのかもしれないわ……」
「葉月……たまには旦那とラブホでも来てみたら?」
「……ふふ……提案してみるわ」

「葉月……お前の身体最高だったよ……俺の全身で女を感じた」
「ありがとう……」

前を向き、出口まで進むとゆっくり振り返る……
「こんな凄いSEXはこれから先、絶対にして貰えないと思う……でも愛のあるSEXをこれから出来るように私も努力する……忘れないわ……今日のこと……さようなら」

バタン……とドアが閉まる……


静まり返るラブホテルの部屋でベットに横たわりながらタバコをふかす…
「愛のあるSEX……か……」
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