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第4章 紗季───サキ────

「変なこと考えないで俺にだけ抱かれてろ」
「恭弥……」
「分かったらおしゃべりはおしまい……」
「恭弥……好き」
「ん……あとは身体に聞くから……挿れさせて…」

さっきからギンギンにいきり勃つ猛りを泥濘に突き入れる……

「あぁぁぁ……きょ…やぁぁ……」

さっき存分に慣らされたナカは子宮が下がり、易々と俺を最奥まで受け入れ、待ち望んだ刺激にねっとりと吸い付くように襞がうねる……

「紗季……締めすぎだ……」

持ってかれる……
乳房を揉みしだきながら、襲い来る射精感を凌ぐ……

花芽を同時に弄りながら、入口を解すように円をかき、最奥をずんっと突く……
降りた子宮のお陰で最奥への刺激がしやすい……

ヒクヒクと疼く膣ナカに締め付けられながら奥へ奥へと誘導されるように腰の動きも早くなっていく……

紗季は嬌声をあげながら、虚ろな瞳で俺を見上げ手を彷徨わせる……
その手を握りしめると奥への突き上げを強くする……

手を俺の首に巻き付けさせると、空いた手で紗季の揺れる乳房を鷲掴む……

嬌声をあげ続ける紗季の空いた口に俺の唇を押し付け唾液を流し入れる……
零れる唾液もそのままに互いの舌を絡ませ……

ぷはぁと離れた口からは互いに喘ぎ声が漏れ……

「「あぁぁぁ……あぁぁぁ」」

すんでで抜き去った猛りからは白濁が飛び散り、紗季の白い腹と乳房に飛散する……

痙攣がとまらない紗季のソコからは潮が吹き出てシーツを濡らしていく……



お互いにソコから吐き出した液体をそのままにベットに体を預け、ハァハァと荒い息を吐き出す……

少し落ち着けば、どちらからともなくキスをする……

「ナカに出しても良かったのに……」
「まだ恋人らしいことしてねぇだろ……」
「恋人……」
「もっと色んなとこ旅行して、色んなとこでセックスしような」
「結局セックス？」
「だから子供はまだ先だ……」
「子供……作るの？」
「は？そういう意味で中出ししていいって言ったんだろ……」
「そうだけど……恭弥の口から子供って単語……なんか変……ふふ」
「いつかは作るだろ……俺たちの子供」
「いつか……」
「それまでお前は俺に愛されてればいい……イかせまくってやるから」
「死ぬ……これ以上イかされたら……」

こんな会話が出来る日が来るなんて思いもしてなかった……

「死ぬほど溺れて……俺に……」


fin