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huge dick
第2章 美乃──ヨシノ───
とある月曜日
バーのドアが開き、一人の女性がカウンターに座る……
「いらっしゃいませ」
おしぼりと『赤』いコースターを置き、
「お飲み物は?」
「……今日のおすすめは?」
と聞きながらコースターを裏返す……
胸元まで伸びる黒髪……
伏し目がちな目元の長いまつ毛がフルフルと震えている……
キュッと結ばれた唇は肉厚で……上気した頬はピンクに染まっている。
色白で細身の身体……
素直に抱いてみたいと思った……
「お飲み物のメニューはこちらです」
カクテルメニューを目の前に出すと……
パッと顔を上げて俺を見つめる……
俺も目をそらさずに見つめ返すと、顔を真っ赤に染めて俯く……
「おすすめは……?」
「フフ……では、AURORAと言うカクテルはいかがですか?」
「では、それで……」
「はい……」
ウォッカベースに…ルジェ クレームドカシスのリキュール、グレープフルーツジュースにグレナデンシロップ……最後にレモンを絞り入れ……
シェーカーを振り、カクテルグラスに注ぐ……
「美味しい……」
「お口に合って良かった……」
「お名前…お聞きしてもよろしいですか?」
「美乃です……」
「素敵な名前だ……」
「恭弥さんも一杯どうですか?」
「いただきます……」
そう言ってバーボンをロックグラスに注ぎ……
「では……初めまして……」
カチンとグラスを合わせる……
契約成立だな……
『赤』いコースターの裏に
2日後の水曜日の日付と13時という時間
〇△駅から徒歩5分のカフェの名前を記入
そして会計を済ませた美乃へ
暖かいおしぼりと一緒にコースターをそっと渡す……
「ありがとうございました……」
ぺこりと頭を下げて店を出ていく……
スラリとした長身……
サラっっと零れるストレートの黒髪が白い乳房にかかる様を思い浮かべると水曜日が楽しみになってきた……
バーのドアが開き、一人の女性がカウンターに座る……
「いらっしゃいませ」
おしぼりと『赤』いコースターを置き、
「お飲み物は?」
「……今日のおすすめは?」
と聞きながらコースターを裏返す……
胸元まで伸びる黒髪……
伏し目がちな目元の長いまつ毛がフルフルと震えている……
キュッと結ばれた唇は肉厚で……上気した頬はピンクに染まっている。
色白で細身の身体……
素直に抱いてみたいと思った……
「お飲み物のメニューはこちらです」
カクテルメニューを目の前に出すと……
パッと顔を上げて俺を見つめる……
俺も目をそらさずに見つめ返すと、顔を真っ赤に染めて俯く……
「おすすめは……?」
「フフ……では、AURORAと言うカクテルはいかがですか?」
「では、それで……」
「はい……」
ウォッカベースに…ルジェ クレームドカシスのリキュール、グレープフルーツジュースにグレナデンシロップ……最後にレモンを絞り入れ……
シェーカーを振り、カクテルグラスに注ぐ……
「美味しい……」
「お口に合って良かった……」
「お名前…お聞きしてもよろしいですか?」
「美乃です……」
「素敵な名前だ……」
「恭弥さんも一杯どうですか?」
「いただきます……」
そう言ってバーボンをロックグラスに注ぎ……
「では……初めまして……」
カチンとグラスを合わせる……
契約成立だな……
『赤』いコースターの裏に
2日後の水曜日の日付と13時という時間
〇△駅から徒歩5分のカフェの名前を記入
そして会計を済ませた美乃へ
暖かいおしぼりと一緒にコースターをそっと渡す……
「ありがとうございました……」
ぺこりと頭を下げて店を出ていく……
スラリとした長身……
サラっっと零れるストレートの黒髪が白い乳房にかかる様を思い浮かべると水曜日が楽しみになってきた……