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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第5章 不合格
スタッフルームにいた受付担当に、
「三沢さん、引き続きオイルマッサージです」
俺の言葉に他のスタッフが、おぉ、という感じでどよめいた。
一度も延長治療や指名を取れず辞めていった奴も多いのだろう。
俺はとうとうコツを掴んだぞ。
それもこれも武藤のおかげ、と、少し離れた所で武藤が微笑んでいる。
他のスタッフに分らぬよう目配せをして武藤の近くに座った。
とうとう俺も何の気後れせず、この部屋にいる事が出来るのを少し誇らしく思った。
若い連中が部屋を出て行き、俺と武藤だけになり、やっと彼が、
「おめでとう。やったな。頑張れよ。
最後に1つだけアドバイスしとくよ。
最後の本番はオイルマッサージを終えて、再延長の時間まで引き延ばせよ。 そうすれば最大限、客から金を引張れるからな」
「三沢さん、引き続きオイルマッサージです」
俺の言葉に他のスタッフが、おぉ、という感じでどよめいた。
一度も延長治療や指名を取れず辞めていった奴も多いのだろう。
俺はとうとうコツを掴んだぞ。
それもこれも武藤のおかげ、と、少し離れた所で武藤が微笑んでいる。
他のスタッフに分らぬよう目配せをして武藤の近くに座った。
とうとう俺も何の気後れせず、この部屋にいる事が出来るのを少し誇らしく思った。
若い連中が部屋を出て行き、俺と武藤だけになり、やっと彼が、
「おめでとう。やったな。頑張れよ。
最後に1つだけアドバイスしとくよ。
最後の本番はオイルマッサージを終えて、再延長の時間まで引き延ばせよ。 そうすれば最大限、客から金を引張れるからな」