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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第5章 不合格
「だいぶん、疲れが溜まっているみたいですね。
もう少し延長マッサージは如何ですか?」

「この先の延長マッサージってどうなるんですか?」

「お客さまがお望みのどんなマッサージでも。
どんなリクエストでも仰ってください」

 ここまで言えばこれまでの流れで、この先どうなるかは子供でも分る。
だが、なんと恵は少し悩むような表情を見せ、少し間を置いた後、

 「今日はここまでで結構です。充分して頂きましたから」

ばっ、馬鹿な。
ここまできてそんな。
俺の、このオッ立ってるペニスはどう始末をつければいい?
もうちょっとでも触れれば、発射ボタンがONになる状態になっているのだ。
相手が自分の彼女だったら、フザケルナと怒鳴るところだ。
しかし、ここは治療院であり、相手は客だ。
引き下がる以外の選択肢は無い。

「そうですか。では又、次の機会にでも。どうぞシャワーをお使い下さい」
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