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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第2章 挫折

「小橋さん。2番ルームに初診の患者さんです。カルテはこれです」
 
 よし。
早速、初患者が付いた。
何々、横田雅美、35歳、無職、全身がだるい、と情報はこれぐらいか。
まぁ何の変哲もない患者みたいだ。
楽勝だな。
 
 急いで2番ルームに入ると、もう横田雅美は室内の椅子に座っていた。

「お待たせしました。ベッドにうつ伏せで寝て下さい」
「あの、このままの服でいいんですか?」

 改めて彼女を見ると薄でのブラウスに、かなり短めのスカート。
胸も尻も中々、欲情を誘いそうなボリュームだ。
顔も俺好みの大きな目をしていて、まぁ悪くない。
俺のペニスが白衣のジッパーを突き破りそうだ。

 このままの服と言われても、この院にはオイルマッサージ用の紙下着しか無く、パジャマのような治療用ウェアーは置いていない。

「ええ。そのままで結構ですよ」

 彼女は少し躊躇したような表情を見せたがベッドにうつ伏せになった。

 
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