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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第4章 波瀾万丈の飲み会

『彼女作らないんですかー?』
『いや、今は仕事のほうが大事だから』
『仕事しながらでも、彼女が居る人は沢山居ますよ』
『……まぁ、いつかは』

質問と回答の猛ラッシュ!
答える三科さんも大変だなぁと、私と朝陽は別テーブルで観察中。
……あの中に入る勇気は無いよ。

三科さん、三科さんと言っているけれど、正確には、三科成弥(ミシナ セイヤ)さん。
私達と同じ、今年の新入社員で、営業に配属早々業績を伸ばしている若手有望株。
穏やか系の顔立ちで、少し短めの茶髪がマッチ。
これだもの、女子社員に人気があるわけ。将来の課長候補だもん。

「やっぱり営業は人気高が多いよね朝陽。三科さんの他にも独身彼女無しが、いっぱい居るし」
「なになに?
本命は三科さんじゃなかったのー?
奏多の本命って誰? ねぇ教えてー」
「そんなの……居ない。
私じゃムリだよ、相手にもされない」
「またまたぁー!
奏多だったら、より取りみどりだと思うのよね」
「その言葉、朝陽にそっくり返すわ」

今日は随分と食い下がるなぁ朝陽。
でも、私に彼氏なんて……。
学生時代に居た時もあった……一度だけ。
初体験もその彼氏。
だけど……体の関係を持ってから、あの人は……。

(前の話じゃない!!)

別れたというより、自然消滅が正解だとは分かってる。
でもね、あんな体験をしてしまうと、次が怖くなるの。
それからは誰とも付き合えていない。

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