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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第4章 波瀾万丈の飲み会



『夏目お前処女だったのかよ』

付き合い始めて数ヵ月で、あの人の家でのお泊まりデート。
勿論、そんなこともあると覚悟はしていたから、普段よりお洒落な下着を身に付けたりして、私のほうも準備万全だった。

抱き締められて。
キスされて。
手が胸を触り。
服を脱がされて。

セオリー通りだったとは思う。
指が膣内に入って来た時、違和感と痛みはあったけど、我慢出来ないほどでもないし、そのままなし崩し的に挿入。
……その時、私は。

『いっ痛い! 嫌! 痛いのっ!!』

そう叫んでしまっていた。
だって中が引き裂かれたような激しい痛みで耐えられなかったの。
……それであの言葉。
最後まですることは無かった。だけど求められても、あの痛みの怖さが甦って、頷けない私。
その内に会うことが少なくなり、連絡が少なくなり、気が付けば彼氏には新しい彼女が居た。……それが当然のように。

それが原因で、私は男性に対して自信が持てない。
大学卒業という理由で、彼氏とは有耶無耶のまま街から飛び出した。
今の私は自由で居たいの。
柵もなく、彼氏もなく、ただこうして居られればそれでいい。
求められるのが怖い私には、今のスタンスが一番安心出来る。隣に朝陽も居るしね。



「……奏多?」
「えっ!?」

やだ、私ったら前のことを思い出して、ボーっとしていたみたい。
心と体のトラウマは、簡単には抜けないのよ。

……って、えっ!?

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