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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第11章 二夜の過ち
指が中に侵入して、グチャグチャと卑猥な音が響くまで、私の膣内をかき混ぜる聖さん。それと共に膣壁を擦られ、なにかを探っているよう……巽さんと同じように。
「ウッ……アッ……」
「この辺りは、あまり感じない?」
「分からない……ンッ……慣れていないの」
「ゆっくり探そう? 奏多の感じる場所を。僕は急がないよ」
「ハァアァ……」
感じていないわけじゃない、かき混ぜられているだけでも、膣内からお腹に響く快感はある。だけど花芽のような決定的ななにかが足りない、痺れあがるような快楽には届かないもどかしさが私を襲う。
ほんの少しの間に、快楽を欲しがるようになってしまった私の体。私自身こんなに淫乱な私が隠れていたなんて知らなかったよ。
聖さんは焦らずに私の膣内を探す。微妙に場所をズラし、膣壁を押すような動きが続く。
「ン……」
「奏多は深めなのかな?
感じる場所は人それぞれ、同じ人なんて一人も居ないからね」
「そんなものなの?」
「感じていないということではないよ。実際に今でも奏多のここは、僕の手を濡らすくらいに蜜を流しているのだし。ただもっと感じる性感帯が見つかり難いというだけ。深いのか、ポイントが狭いのかは、まだ分からない」
「私も……分からない。触ったことなんて……ない」
「自分でしないの? 僕はするよ……奏多を想って」
「私……?
私は……中は怖くて触れられなかった」
「……そう。
やり方も人それぞれだからね。目を瞑り、奏多を思い出して手を動かすのが僕のやり方。流石に内緒だよ?」