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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第11章 二夜の過ち
「こんなっ! あぁ堪らない! ヒッ アッ アァッ」
「奏多が慣れるまで。
性感帯はね、責めれば責めるほど感度が上がる。初めて見つけたこの場所を、完全なものにしてあげたい。奏多自身でも分かるほどにね」
「でも、でもっ!」
「開花し乱れる奏多は美しいね。でもまだイカせてあげない、イカせるなら僕のモノでイカせたいから」
「やぁぁ……保たない!」
膣から、お腹から、蔓延する鋭い快感が、私を押し上げるの……イキたいって、イク快楽を得たいと。
なのに聖さんは、もう少しというところで指を引き抜いてしまう。途中で止められ、高まった余韻に泣きそうな私と、そんな私を見て笑う聖さん。
「分かる? これが奏多の蜜だよ。透明から白濁色に変わり、より濃くなっているよね」
「……あっ、いやぁぁ!?」
指に絡み大量に付いていた私の蜜を、聖さんはペロリと舐める。何回も美味しそうに掬い取るのを見て、私は恥ずかしくて顔を背けてしまった。だって、聖さんが……やらしいから。
「どうしたの? こんなに美味しく出来上がったというのに……。僕にはとろみと甘みが増したとさえ感じるよ。あぁ、これが本気の奏多の味なんだね」
「お願い……恥ずかしいの聖さん」
「羞恥に萌える奏多もいいね。頬を紅く染め、恥ずかしがるその仕草が堪らないよ」
「いやぁ……」
本当に恥ずかしいのに!
昨日も思ったけれど、聖さんは私が乱れれば乱れるほど暴走するみたい。
悦に浸るとでも言うの? 今の聖さんは、そんな感じに思える。