この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第12章 聖と巽

日の光の中でベッドに佇む聖さんを見て、ドキッとするのは気のせいじゃない。
理想的な体型のイケメンが裸でベッドに居れば、ドキドキしても仕方ないじゃないの。こればかりは私のせいじゃないよ。

「まだ寝ていてもいいんだよ奏多?」
「目が覚めたので……。
客間に戻って、もう一度風呂に入って来ます」
「そう、残念だね」

夜中に聖さんの部屋で風呂は借りた。中の精液を少しでも洗い流したくて、長い時間シャワーを使っていた。……もしものことが無いように。
それでも不安だから、もう一度ゆっくり流そう、朝になって無理かも知れないけれど、僅かでも可能性は低くしなくちゃ。最後に泣くのは私だから。

そろそろ着なれてきた浴衣を器用に着こなして、誰にも見られないうちに、聖さんの部屋から客間まで移動。すぐに風呂に飛び込んで、秘裂を丁寧に洗い流す。

(気休め……なんだよね)

精液全てが流れることなんて……ない。そして残った精液が受精するかは運次第。それくらいの知識は私にだってある。
ただの気休めでも、精液を出してしまいたかったの。聖さんの言葉に納得が出来なかったから。

今日も朝から湯船の中。
精液もそうだけど、首元の痣も気になる。だって月曜日まで後数日しかない、それまでに分からない程度に薄くならないと、私は痣を付けたまま受付に立つことになってしまう。

「そんなことをしたら、間違いなく部署移動だよ」

受付は会社の顔。
それなのに、男性の痣を付けた受付嬢なんて、絶対に笑い者になるのがオチ。

/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ