この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第13章 付き合ってみる?

辛い思いをさせたいわけじゃないから、こうしてキスに間を入れる。……しっかり胸は揉んでいるが、それでも刺激過ぎないように気をつけてはいるんだぞ。

「もっとキスが欲しいか?」
「……うん、もっと……」
「少しの間で、随分と言えるようになった」
「……えっ!?」
「前は言葉にするのを躊躇っていなかったか?」
「確かにそう……」

あの時は、戸惑うような恥じらうような態度だった奏多が、今は恥じらいこそ見せても、戸惑うという仕草がナリを潜めている。
原因と考えなくても解る、それは聖の存在。あれで言葉優しい聖だからな、奏多も心を開きやすかったんだろう。

「それも俺が教えたかったんだが、先を越されたか」
「怒って……いるの?」
「怒っちゃいない」
「じゃあ、誰にでも抱かれるって思われているの?」
「それも思っていない」
「……でも……」

続きを言うのを、俺は奏多の頬に触れ撫で止めさせた。

「嫌だから逃げて聖に助けられたんだろ? 人を見る分別はあるはずだ。
聖のことは……想いの違いか? 俺と同じく、ずっと奏多を焦がれていた聖だからな、奏多が身を委ねるのも理解出来る」
「本当に……聖さんと同じことを言うんだね。昨日、聖さんに全く同じことを言われたの」
「まぁ兄弟だからな。それにずっと二人で育って来たんだ、主義主張は似るのか……いや、俺が聖の後を追ったせいか」
「追ったの?」
「聖に追いつきたくて、追ったのは認める」

/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ