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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第21章 私が好きなのは
「……うん……」
巽さんの舌が伸びる、それに絡ませるように私も応え、唇の外で我慢が出来ないように舌が絡むのを止められない。チラリと見える私と巽さんの絡まった舌がとても、やらしく見えるのはなぜだろう?
「……チュッ……激しいな」
「ンッ……チュッ……巽さんこそ」
舌先を吸われるから、私もお返しに巽さんの舌を吸う。絡まりながら、どちらの口内にも出入りを繰り返し、私から溢れた唾液を巽さんの親指が拭ってくれるの。それでも止まらないキスに、根を上げるのは私なのよね。
「はぁはぁはぁ……」
「奏多、激し過ぎるぞ」
「だって……」
「キスもいいが、俺はこっちもいい」
「あんっ!」
はだけているワイシャツから見える乳房に唇が落ちる、その後にチクッとした痛み。また痕を付けられちゃった。今日は胸の谷間の下のほう、見れば浮かび上がる巽さんの証。
「思いっきり……もぅ」
「奏多には、このくらいハッキリのほうが似合う」
「……バレそう」
「見える場所じゃないだろ?」
「だけど……ァァ……」
片手で乳房を持ち上げながら、もう片方の乳首が唇の中に収まってしまい、つい甘い喘ぎ声が出てしまう。
強くもなく、弱くもなく揉まれる乳房、唇の中で乳首を転がすように動く舌。淡い快感から核心的な快感に変わる、ゾクゾクするのを抑えきれない!
「ンッ……フッ……」
「胸が弱いよな奏多は。あぁ耳も弱かったか」
「耳はだめぇ……くすぐったいから……アッ……ヒャァ!」