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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第23章 作戦会議IN……

「……私の……」
「そう、奏多の真意はどこにあるのか……。僕のほうが言ったことを巽には?」
「話しています」
「では丁度いい機会だと思って奏多? 社長が認めれば、周りはなにも言えないからね」
「聖、勝手に一週間と決めて、更に親父だ? ……少し都合がよすぎないか」
「それは勘繰りすぎだね巽。僕では社長を動かすことは出来ない、知っているはずだよ」
「どうなんだろうな。日々親父と一緒に居る聖だったら、動かさなくとも話を持っていくことは出来る」
「疑うのかい?」
「可能性の話だ」

巽さん、そんなことを考えていたの? 先ほど考え込んでいたのは……聖さんの考えを読むためだったなんて。兄弟会話に私は口出し出来ず、こうしてハラハラと聞いているだけ。それに私はまだ聖さんに対しては敬語が抜けないでいる。

「巽が言うことも分かるけどね、僕が自分の首を絞めてなにになるのかな? 本来はもっと時間をかける予定だった。でもね、奏多の現状を考えれば、早めに選択するのが被害を抑える唯一の方法だよ」
「それは理解してる、俺も裏で散々仕返ししていたんだ。それでも噂と妬みというものは無くなることはない」
「そうだね。それを一気に……そう考えたのが、奏多に言った話」
「ちっ、仕方がないのかよ」

私だって分かってる、それが一番いいと。分かっていても心が痛む、巽さんを選ぼうとしている私、巽さんはああ言ったけれど、心の中はどうなの? 私はそれが心配。

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