この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第24章 最後の……過ち
やり方は同じだと思う、うん。聖さんのモノを、しっかりと蜜口に合わせて……そうしようとしたら、聖さんに止められてしまった、どうして?
「少し待って奏多、避妊はしないとね?」
「……あっ!」
前は聖さんに生出しされ、巽さんに病院に連れて行って貰い、怒っている巽さんが聖さんの部屋に乗り込んで行った。巽さんからは『聖さんはもう二度しないと約束する』と聞いただけ。そこでなにを話したのかは、どちら共に話してくれなかったから。
そんなことを考えているうちに、聖さんは手早く避妊具を付けてしまっていて、つい早いなんて思ってしまった私。わ、悪い意味じゃないよ?
「いいかい奏多、僕のモノのほうが大きすぎるから、決して無理に挿入しようとは思わないように。もしキツそうだったら、ローションくらいはあるからね、それを使おう」
「ろ……ローション」
「ん? もしかして、ローションの類いも初めて……」
「使ったことがないです」
ろ、ろろろローション!? それはまあ、本とかでは知っているけど、実物を見たことなんて……ない。
大体にして私の男性経験は、短大時代の彼氏を抜かせば、巽さんと聖さんだけだもの、二人が使わない物は私が知らなくて当たり前でしょう?
「くすくす。そんなに焦らないで、ローションはただの潤滑の役割だよ。僕みたいなのが女性とセックスするには、どうしても潤滑が足りなくなってしまうから、適当に置いているだけ。奏多は濡れやすいタイプだから必要はないかもね」
「そうなんですか?」