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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第6章 一夜の過ち
「……見つけた。
浅い場所より、深い場所のほうが感じるのか、これはますます俺好みだな。
いや違う、世の男が理想とすると言うべきか」
「アッ アッ そんなの……知らな……アァン!」
私の両脚を持ち自分の肩にのせてから、巽さんのモノは私の奥ばかりを狙って穿ってくる。
一突きごとに子宮にまで走る痺れる快楽、膣内が物欲しそうに狭まり、中で巽さんのモノがはっきりと分かるの。
硬く熱く逞しい熱杭が私を責めている感触、それは嫌なものじゃなく、もっと責めて欲しいとまで思ってしまう。
(一夜限りでも後悔はないよ)
こんな私を教えてくれたのが巽さんで良かった。
多分この先は普通に生きてゆける。
ちゃんと前を向いてみるよ。……ありがとう。
「アッ、ハァァ、アッアッ」
快感の波と共に涙が流れる。巽さんには感じすぎの涙だと思われていい。
本当は……私を変えてくれた巽さんに対する涙。
これっきり、そう理解しているがための涙。
「はぁはぁっ……奏多……」
「……あ……」
そんな私の涙を、身を屈めて唇で拭ってくれる巽さん。優しいね、本当に優しいよ。
「……泣くほどいいのか?」
「ああんっ……やぁぁ! このまま……イッちゃいそう」
「俺もだ。二人でイッてしまえばいい。そのほうが余計に気持ちがいいと思わんか?」
「二人で……アッアッアッッ!!」
また激しく!
それに巽さんのが更に大きくなった。二人でイキたい、そう私に促しているんだって本能的に分かる、分かってしまう。