この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
喪服奴隷・七菜
第14章 全裸散歩

翌朝は快晴だった。
小鳥がさえずり、陽が昇りだしたのに、珍しく省吾は目を覚まさない。
七菜が肩に手をかけて、軽く揺さぶってあげるとようやく重い瞼が開いた。
『ご主人様っ、ご飯が炊けましたよ。パンもご用意できますけど
和食と洋食、どちらになさいますか?』
省吾は薄目を開けて、七菜の顔をみて驚く。
「そうか、七菜は家に泊ってくれたんだな。
こんなにゆっくり寝たのは久しぶりだ。いびきはうるさくなかったか?」
『はい!ご主人様の手が私の敏感なところに夢遊病者のように潜りこんできましたけど
しっかり撃退してさしあげましたから、諦めて熟睡してらっしゃいましたよ』
省吾は半身を起こすと、肩をポキポキと鳴らすように首を左右に振る。
「よし!目が覚めた。朝飯かぁ~?
もうここ何年も自宅で朝飯なんか食ってないからなぁ
和食だと、おかずはなんになる?」
『はい、焼きジャケに目玉焼き、お新香にサラダが付きますわ。
それとも食前にコーヒーでもお飲みになります?
丸山珈琲のブレンドがスーパーにあったので、買っておきました』
「いや、飯にしよう。味噌汁もあるのかな?」
『はい、お豆腐とナメコのお味噌汁でしたらすぐにご用意できます。
ではちゃんとお顔と手を洗って来てくださいね。
お着替えもしておいてください、すぐに用意しますから』
まるで子供に対するいい方だな、と苦笑しつつ省吾は起き出した。
小鳥がさえずり、陽が昇りだしたのに、珍しく省吾は目を覚まさない。
七菜が肩に手をかけて、軽く揺さぶってあげるとようやく重い瞼が開いた。
『ご主人様っ、ご飯が炊けましたよ。パンもご用意できますけど
和食と洋食、どちらになさいますか?』
省吾は薄目を開けて、七菜の顔をみて驚く。
「そうか、七菜は家に泊ってくれたんだな。
こんなにゆっくり寝たのは久しぶりだ。いびきはうるさくなかったか?」
『はい!ご主人様の手が私の敏感なところに夢遊病者のように潜りこんできましたけど
しっかり撃退してさしあげましたから、諦めて熟睡してらっしゃいましたよ』
省吾は半身を起こすと、肩をポキポキと鳴らすように首を左右に振る。
「よし!目が覚めた。朝飯かぁ~?
もうここ何年も自宅で朝飯なんか食ってないからなぁ
和食だと、おかずはなんになる?」
『はい、焼きジャケに目玉焼き、お新香にサラダが付きますわ。
それとも食前にコーヒーでもお飲みになります?
丸山珈琲のブレンドがスーパーにあったので、買っておきました』
「いや、飯にしよう。味噌汁もあるのかな?」
『はい、お豆腐とナメコのお味噌汁でしたらすぐにご用意できます。
ではちゃんとお顔と手を洗って来てくださいね。
お着替えもしておいてください、すぐに用意しますから』
まるで子供に対するいい方だな、と苦笑しつつ省吾は起き出した。

