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喪服奴隷・七菜
第2章 凌辱の葬儀
胡坐縛りを解かれた七菜は、後手縛りのままぐったりと横たわっている。
その顔は諦観したようにも見える。
生きていることに疲れ切ってしまっているようだ。
省吾は次の間に消えると、一組の敷布団を持って戻ってきた。
「さぁ弔事はもうおしまいだ。これからは慶事といこう。
俺とおまえの初夜ってわけだ」
背中の縄尻を掴むと強引に布団の上に引き上げ、仰向けに寝かせる。
省吾は素早く着ていたものをすべて脱ぎ去ると、覆いかぶさっていく。
七菜は真横を向いたまま、一切の表情を消し去ってしまっている。

耳たぶから首筋、省吾の舌がくまなく這いずり回る。
乳房を丹念になぶったあと、お臍に降りていき、股間に顔をうずめる。
ビチャビチャと、雨音にも似た響きが股間から舞い上がってくる。
七菜の目からは一筋の涙がこぼれてくる。
その涙は亡き夫への想いなのか
それとも心と体が乖離していくことへの恐れなのか
閉ざされた七菜の心を読み取ることはできない。
しかしたゆまない愛撫に、少しづつ表情が苦しげなものに変わっていく。
心は死んでも、身体は死ぬことを拒んでいるかのようだ。

「すっかり俺を受け入れる用意ができたみたいだな。
いまから俺の子種を宿してもらうぞ」
省吾はそういうと股を広げてその中に割け行っていく。
切っ先をあてがうと一気に貫く。
『うっ』七菜は一言呻いたきり、顔をそむけて歯を食いしばっている。
さらにフラッシュが焚かれる。
レンズは結合部をアップで撮影し、七菜の顔を舐めるように撮っていく。
七菜の目からは、大粒の涙が止めどもなく溢れていった。
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