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喪服奴隷・七菜
第3章 屈辱の仕掛け
 蛇沢・・・35歳を過ぎてもまだ独身で、でっぷりと太っている。
100㎏以上は優にありそうだ。
黒縁の眼鏡をかけ、休みの日にはアイドルグループの追っかけをしたり
フィギィアを眺めては、丸1日を過ごす典型的なオタク気質だ。
名前の通り、爬虫類のような顔つきで陰湿な部分もあるが
周りからは体型的に柔和な印象を与えるらしい。
ただ七菜がこのスーパーに勤めていたころは
扉の陰からねちっこい視線で見られたり
なにかと身体を寄せてきて話しかけてくるので、あまりいい印象はなかった。
亡くなった隆から聞いた人物評は「兄貴に言われて仕方なく雇っているけど
あんまり感心しないんだよな。
俺が見ているときは張り切って仕事しているように見せかけるけど
陰では手抜きしているようにしか思えない。
パートさんからも『すぐに触ってくる。女癖が悪い』
どうも評価がイマイチなんだよね」

『でも・・・』と言いかけると
「これは決定事項だ。
さっそくだが店長とはいえ何もしないのでは従業員に示しがつかん。
当初の3か月は店内の仕事、つまりレジ係も総菜も陳列も、全部やってもらう。
そこで従業員に認めてもらえるように努力しろ。
それなら今までの経験でやれるはずだ」
たしかに店長はともかく、店内の仕事ならひと通りの経験はある。
それでだめなら、その時に断ればいいのだ。
結論を先延ばしにしてしまうのは、七菜の悪い癖かもしれない。
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