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喪服奴隷・七菜
第9章 野外性交
省吾は一礼して見送ると、後部座席の七菜に声をかける。
「いつまで後部座席にいる気だ。そこはお客さんの席だ。
さっさと助手席に戻らんか」
まだイライラが治まらないようだ。
七菜は慌てて席を立つと、助手席に滑り込んだ。
『すみませんでした』
顔は蒼白で、カチューシャでまとめた髪も乱れが目立つ。
スーパーに初出社した今朝から、一時も心が休まる暇もなく怒涛の展開。
蹂躙された身体は節々が痛む。
これでようやく解放されるのだと思うと、全身から力が抜けていく。

省吾が車のエンジンをかける。
このホテルは駅前にあり、夜が更けてきたとはいえ周りは明るい。
人通りも賑やかで、人の切れ間を待ってようやく道路に出る。
しかし、駅に向かってすぐのコインパーキングを見つけると
車は歩道に面したエリアに頭から突っ込むと停車した。
先ほどからイライラしている省吾の態度に
七菜は嫌な予感を覚えたが、あえて口には出さない。
省吾は七菜に向き直ると
「さっきのあれはなんだ?俺が出ていった隙になんで中嶋と寝ているんだ。
しかも何回も逝き狂いおって!この淫乱オンナがぁー。
だいたいが、俺に対してはまだフェラを許してないのに
なんで中嶋なんかに口淫奉仕するんだ。誰の許しを得た!
しかも俺が運転しているのをいいことに、後ろでじゃれあいやがって」
よほどたまっていたものがあったのだろう。息つく暇もなくまくしたてる。
『それは社長が・・・』と弁解する七菜の言葉も耳に入らない。

「脱げ!」唐突に省吾が言葉を放つ。
「いいからこの場でブラウスを脱げ!」
コインパーキングは多少薄暗くなっているとはいえ
目の前の歩道には大勢の人が行き交っている。
外に視線を移した七菜が、かぶりを振る。
『こんな人がたくさんいるところでなんか、できっこありません』
「さっきはダンプの運ちゃんに見せびらかしていただろうが。
それともなにか? 中嶋の前ではできても、俺の前ではできないってか?」
今の省吾の精神状態では、どんなに言い訳をしても通じそうもない。
こんなところで押し問答を続けるよりは、早く家に帰ってお風呂に入りたかった。
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