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私を抱いて…離さないで
第3章 パパ
ブブブ……
鞄の中で震える携帯。

「………鳴ってるよ、電話」

コーヒーカップに口を付けた店長が、気遣った様子で私に声を掛ける。

「あ、はい……すみません」

鞄から携帯を取り出し、『安藤先輩』の文字の下に表示された通話ボタンを押す。

『もしもし、果穂』
「……」
『目の前にいる人、誰?』

爽やかで明るいトーン。だけど、その中に焦りのようなものも感じ、何となく責められているような気持ちになる。
別に、やましい事をしている訳じゃない、のに。

『………助けに行こうか?』
「大丈夫、です。……バイト先の店長さんと、仕事の事で……大事な話をしてるだけなので……」
『……』

声が、震える。
変な誤解……された……?
答えながら、チラッと窓の外を見る。
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