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兄の帰還 壁越しに聞こえる妻の嬌声
第2章 壁越しに聞こえる妻の嬌声
その日の夜、兄から僕にメールが届いた。無事に向こうに着いたらしい。
メッセージには次のように書いてあった。
「ありがとう。いい思い出になった。俺が琴美に会うことはもうないだろう。琴美をよろしく頼む」
兄らしいストレートなメッセージだった。そして最後に、
「お前には悪かったけど、記念にこんなものを撮らせてもらった」とあり、クラウドのアドレスとパスワードが書いてあった。
開くと、動画がいくつか入っている。
その1つを再生してみた。
「あんっ、あんっ、あんっ……」
いきなり激しくよがる琴美の裸が現れた。正常位で交わっているようだ。兄の太い肉棒が、突き出されるたびに、白い乳房がたわわに揺れている。
クチュ、クチュ、クチュ、クチュ、クチュ……。
肉棒には、白く泡立った愛液が、ねっとりとまとわりついていた。
「あっ、あっ、あぁんっ……もうダメっ……イッちゃうっ」
琴美の身体が小刻みに震えてきた。兄の腰の動きも速くなる。
「琴美、いくぞっ!」
兄が最後とばかりに腰を深く突き入れた。応えるように、琴美も腰を突き上げると、
「イク、イク、イク……イクっ……あああぁっ!」
断末魔の叫び声とともに、身体を硬直させた。
二人は股間をピタッとくっつけ、身体を震わせている。琴美の下腹部は、ピクピクと痙攣していた。
二人は口を吸い合いながら、余韻を楽しんだあと、
「琴美、よかったよ」
そう言って、兄は琴美の身体から肉棒を抜いた。
「ああぁ」
琴美が名残り惜しそうに艶っぽい声を上げた。肉棒が抜けた跡から、白く濁った粘液が、ドロリと溢れてきた。
動画は、そこで終った。
兄さんもしょうがないな。
僕は思わず苦笑したが、見ていると昨夜の異様な興奮が蘇ってくるのも確かだ。これはこれで持っていても損はない。
ありがとう、兄さん。
僕は、心の中で兄に感謝すると、アドレスとパスワードだけ保存し、兄からのメッセージを削除した。
(了)
メッセージには次のように書いてあった。
「ありがとう。いい思い出になった。俺が琴美に会うことはもうないだろう。琴美をよろしく頼む」
兄らしいストレートなメッセージだった。そして最後に、
「お前には悪かったけど、記念にこんなものを撮らせてもらった」とあり、クラウドのアドレスとパスワードが書いてあった。
開くと、動画がいくつか入っている。
その1つを再生してみた。
「あんっ、あんっ、あんっ……」
いきなり激しくよがる琴美の裸が現れた。正常位で交わっているようだ。兄の太い肉棒が、突き出されるたびに、白い乳房がたわわに揺れている。
クチュ、クチュ、クチュ、クチュ、クチュ……。
肉棒には、白く泡立った愛液が、ねっとりとまとわりついていた。
「あっ、あっ、あぁんっ……もうダメっ……イッちゃうっ」
琴美の身体が小刻みに震えてきた。兄の腰の動きも速くなる。
「琴美、いくぞっ!」
兄が最後とばかりに腰を深く突き入れた。応えるように、琴美も腰を突き上げると、
「イク、イク、イク……イクっ……あああぁっ!」
断末魔の叫び声とともに、身体を硬直させた。
二人は股間をピタッとくっつけ、身体を震わせている。琴美の下腹部は、ピクピクと痙攣していた。
二人は口を吸い合いながら、余韻を楽しんだあと、
「琴美、よかったよ」
そう言って、兄は琴美の身体から肉棒を抜いた。
「ああぁ」
琴美が名残り惜しそうに艶っぽい声を上げた。肉棒が抜けた跡から、白く濁った粘液が、ドロリと溢れてきた。
動画は、そこで終った。
兄さんもしょうがないな。
僕は思わず苦笑したが、見ていると昨夜の異様な興奮が蘇ってくるのも確かだ。これはこれで持っていても損はない。
ありがとう、兄さん。
僕は、心の中で兄に感謝すると、アドレスとパスワードだけ保存し、兄からのメッセージを削除した。
(了)