この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
兄の帰還 壁越しに聞こえる妻の嬌声
第2章 壁越しに聞こえる妻の嬌声
その日の夜、兄から僕にメールが届いた。無事に向こうに着いたらしい。

メッセージには次のように書いてあった。

「ありがとう。いい思い出になった。俺が琴美に会うことはもうないだろう。琴美をよろしく頼む」

兄らしいストレートなメッセージだった。そして最後に、

「お前には悪かったけど、記念にこんなものを撮らせてもらった」とあり、クラウドのアドレスとパスワードが書いてあった。

開くと、動画がいくつか入っている。

その1つを再生してみた。

「あんっ、あんっ、あんっ……」

いきなり激しくよがる琴美の裸が現れた。正常位で交わっているようだ。兄の太い肉棒が、突き出されるたびに、白い乳房がたわわに揺れている。

クチュ、クチュ、クチュ、クチュ、クチュ……。

肉棒には、白く泡立った愛液が、ねっとりとまとわりついていた。

「あっ、あっ、あぁんっ……もうダメっ……イッちゃうっ」

琴美の身体が小刻みに震えてきた。兄の腰の動きも速くなる。

「琴美、いくぞっ!」

兄が最後とばかりに腰を深く突き入れた。応えるように、琴美も腰を突き上げると、

「イク、イク、イク……イクっ……あああぁっ!」

断末魔の叫び声とともに、身体を硬直させた。

二人は股間をピタッとくっつけ、身体を震わせている。琴美の下腹部は、ピクピクと痙攣していた。

二人は口を吸い合いながら、余韻を楽しんだあと、

「琴美、よかったよ」

そう言って、兄は琴美の身体から肉棒を抜いた。

「ああぁ」

琴美が名残り惜しそうに艶っぽい声を上げた。肉棒が抜けた跡から、白く濁った粘液が、ドロリと溢れてきた。

動画は、そこで終った。

兄さんもしょうがないな。

僕は思わず苦笑したが、見ていると昨夜の異様な興奮が蘇ってくるのも確かだ。これはこれで持っていても損はない。

ありがとう、兄さん。

僕は、心の中で兄に感謝すると、アドレスとパスワードだけ保存し、兄からのメッセージを削除した。

(了)
/31ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ