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ふしだら音楽室〜汚された制服〜
第3章 美人家庭教師の羞恥な特別授業
 悠人は泣きそうになっている。

「勃起しているんです」

 智美の真顔のような冷たい視線は、ゆらがない。
 ただ、不機嫌そうに閉じられた美唇が、わずかにあがったように見えた。

「わたしのことは気にしないで、顧問が取った行動を再現するの」

 悠人は無言で脚を広げた。
 スウェットはこんもりと盛り上がっているのが伺える。
 気まずさから、すがるような目を智美に向けた。
 だが智美の表情は冷め切り、冷徹な目をして、さらに悠人に言い放った。

「顧問はズボンを履いていたの?」

 悠人は目眩を感じていた。
 高波先生に、ちんこを見せろって言うのか?
 物心ついてから女性に性器を見せたことはない。
 体育の水泳の授業で着替えるときだって、他の男子生徒にちんこを見られないようにタオルをまいて着替えてたほどだ。
 それなのに、唐突に24歳の女性に勃起した肉棒を見せるなんて。
 まだ童貞のペニスを、それも仮性包茎の陰茎を見られるなんて。
 恥じらいよりも先に怖さを感じてしまう。

「ズボンは顧問が自分で脱いだの? それとも山口さんが脱がしたの?」

「自分で脱いだと思います」

「なら、そうしなさい」

 智美の声にうながされるように、悠人は立ち上がった。
 トランクスに押さえつけられていてもスウェットをこんもりと押し上げた肉塊の膨張した様は丸見えだ。
 悠人はトランクスのゴムに指をかけ、スウェットごと一気に下ろそうとした。
 ゴムのフチが肉傘に引っかかる。
 そのまま勢いよく下ろすと、ぶるんと肉幹が跳ね上がた。
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