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彼の世界は官能で出来ている。
第7章 ライバル?新ジャンルの新星!


「他の…仕事…?ミステリー…あぁ…書いて……るぞ」


――――歯切れが悪いなぁ…



「とりあえず…席に座ってください。それに、スープ系でも持ってきますか?そのやつれ方…ここ何日か、食べてませんよね?」


メニューを開きスープのページを見せるも、瑛斗は別紙のデザート系を見ている。


「ダメです…いきなり甘いの入れたら胃がビックリしますよ!」



あからさまにテンションが下がったが、私はスープを指差す!




「分かった…じゃぁ…ポトフを頼む」



「はい、ポトフですね!」



注文を無理やり取られ落ち込む瑛斗に、水を差し出し「仕事終わったら――――」と、切り出すと表情がパッと明るくなった!



「百々子――――今回は、傑作…」



「――――あれ…末広先生…ですよね?」



瑛斗が何かを言いかけた瞬間に…声をかけられ私と瑛斗は振り返った!




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