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彼の世界は官能で出来ている。
第7章 ライバル?新ジャンルの新星!
嘉良くんは瑛斗の言葉に目を白黒させながら私たちをみる。
「嘉良くん…気にしないで。知り合いなだけだから…
それと、末広先生…彼は大学の同級生です!」
嘉良くんを瑛斗に紹介すると、今度は私と彼を交互に見て「同級生…ねぇ…」と、少しふて腐れた。
「しかし、凄いな上原!こんな有名な先生と知り合いなんて!」
「――――はあ…まぁ…そうなの?私的には…」
――――私的にイケメン変態にしか見えない…と、言おうとしたが…嘉良くんの目がキラキラしすぎていて…言えなかった!
「そう言えば…”9カラット“君のデビュー作の発売は先週だったね!
良かったよ、俺の新作と被らなくて!世代交代だって言われかねないからね!」
瑛斗は嘉良くんを見てガッツリ営業スマイルを繰り出した!
「いえいえ!僕なんて――――先生の足元にも及びません!」
しかし、嘉良くんも負けずと癒し系ほんわかスマイルを瑛斗に返す!
――――おおお…笑顔なのにバチバチって、火花が――――!って、思ってるのは私だけなんだろうなぁ…フフフ、妄想楽しいなぁ!
って、呑気か私は!!