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彼の世界は官能で出来ている。
第8章 彼らの原動力とは?!

「上原先輩…あのキラキラ空間なんすかね?」



「見るな…目が焼けちゃうよ…」




嘉良くんが作家だと分かって…早くも数週間がたった。




その間に、嘉良くんが瑛斗に急接近し…嫌がる瑛斗を無視して同席するほどとなった。




「末広先生!今回のミステリー最高でした!俺もいつか…あんな凄いミステリー書いてみたいです!」



と、瑛斗の席に一緒に座りミステリー談義に花を咲かせている!?


「嘉良くん…だっけ?君――――仕事は大丈夫なのかい?今や俺より仕事が多いと聞くが…」



「まさか!雑誌の取材を少し受けただけです!仕事量で言ったら…末広先生の足元にもおよびません!

次の新作ミステリー…構想とかあるんですか?!あぁ~楽しみだなぁ…」



嘉良くんは、かなりの末広 八ファンらしく…新作のミステリーを速読し発売日の次の日には私に感想を言ってきたほどだった。




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