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彼の世界は官能で出来ている。
第8章 彼らの原動力とは?!
「百々子――――こいつ…どうにかしろ!ミステリー、ミステリーとうるさい!」
――――ですねぇ…瑛斗的には全く興味の無いミステリー…色々と聞かれても困るよなぁ
「ちょっと…私は仕事中です!むやみやたらと呼び出しボタン押さないでください!」
「上原も、サンキューな!感想凄くためになった。しかし、アレ系の作品を書いてるって知ると皆引くんだけど…上原はちゃんと読んで感想もくれたな?しかも、なかなかの的確さ――――…知り合いに編集者とかいるのか?」
――――いえいえ…君の目の前にいる変態に鍛えられたんだよ。
「なぁ、今度――――…新作を読んでもらってもいいか?今の担当さんより…有意義な感想がもらえそうだ…」
――――おお!?新作!またエロ絡みなんだろうけど!新作が読めるのはうれしい!
「いいの?こんな素人が担当さんより先に読んで…」
喜んでいると瑛斗が面白くなさそうにデザートのメニューを見始めた。