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彼の世界は官能で出来ている。
第10章 濡れる話のその後に…
そっと髪を耳にかけられると、ついビクッと体を固くしてしまう。
「可愛い耳だな――――…真っ赤にさせて……んっ、甘い」
「///ひっぁっ!」
パクりと耳を噛まれ…変な声が出た!?
つい、恥ずかしくて口を手で覆ったが…瑛斗は楽しそうに耳をアマガミする。
「///んっ、あっ――――やっ…」
耳を噛まれているのだ…ダイレクトに「ハムハム…チュクチュク」と言う今まで聞いたことのない音を聞かされている!
「やっ///耳――――恥ずかしい!」
「百々子、耳弱いのか?」
チュクチュク…カミカミ…
わざとに近い…そんな音が私の脳みそを溶かし始める。