この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼の世界は官能で出来ている。
第10章 濡れる話のその後に…
「///ふっぁっくぅ――――…あっ、」
体から自然と力が抜けていく。
「///百々子…可愛い」
「///耳元で…囁かないで…」
瑛斗の声が私の脳を揺らす。
この声で――――私の全てがダメになっていきそうな…危ない感じがした。
「百々子――――百々子…」
名前を囁かれると…「もっと呼んで――――」と、言いたくなる瞬間がある…
「///んっ…んん…あっ…んん」
身をよじりどうにか落ちないようにと気を張っているが――――…
瑛斗の唇が耳を離れ――――首筋に向かうと…甘く触れられたその場所が熱く…ドキドキと激しく脈打つ!
「百々子…俺も百々子の動脈に愛を流し込みたい。そしたら…流れた“愛”はいつか心臓に到達するわだよな?
俺の愛が 百々子の心臓に刺されば――――…いいんだが」
近距離で見つめられ…そんな事を言われたら…
「もう――――///刺さって…抜けない」
と、言うしか無いじゃないか!