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彼の世界は官能で出来ている。
第12章 別世界の壁
「――――どう言う…こと?」
雑誌に嘉良くんとの交際が取り上げられたとたんに、私の周りはあからさまにうるさくなっていった。
自称友達だと言うやからからの連絡が止めどなく入り――――…瑛斗と連絡をしたくても、変な対応をしなければならなくなりその事が後手にまわってしまう。
「誤解だってちゃんと説明したから!」
もちろん嘉良くんの方もそうで――――…別に他人の恋愛なんて興味ないはずだが…相手が少しでも有名人となると…
興味津々で裏を取ろうとする!