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彼の世界は官能で出来ている。
第13章 巨匠の娘、レジェンドの弟子
意味が――――意味が分からない!
末広…八――――って、瑛斗だよね?
私は朝の情報番組を方針状態で見ることしかできなかった。
――――生涯の伴侶?
――――来春には官能小説家デビュー?
私はテレビの前にヘタリこんだ…
「あれ?私――――…捨てられた?」
ふと、自分の置かれている状況が見えた。
そりゃぁ…大好きな官能小説の巨匠に認められたのなら、言うことはないだろう。
私の意見なんで素人の戯言でしかない…
それに、その娘さんに夢中になるのは当たり前のことである。
官能の事を知りつくし、理解も示してくれる…
これほど強い味方はいないだろう。