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彼の世界は官能で出来ている。
第13章 巨匠の娘、レジェンドの弟子
「あら、お昼になってたわ――――!百々子ちゃん、用事がないならお昼食べてく?」
――――どんだけ、フレンドリー?おばちゃん過剰サービスではないですか!?
「――――へ?お昼…」
私は慌てて時計を見る!
「ヤバい――――!!もう、来てるかも!!おばちゃんお代は?」
「え?あら予定あり?お代は…――――1500円」
「安っっす!!おばちゃんやっていけるの?」
あまりの安さに目を見開く!
「失礼ねぇ――――…大丈夫よ、これでも繁盛しているのよ、ここはご近所の憩いの場!午後は3件も予約が入ってるのよ」
つぶれない訳を知り…なるほど…と、納得する。
私は財布から1500円をおばちゃんに支払い急いで家に戻った!
案の定――――…玄関には…高そうな高級靴が男女一足づつ…仲良く並べられていた。
「――――お…女物…?」
瑛斗だけで来ると思っていたが…女性も一緒とは…
不思議に思った瞬間に…キリッと胃が痛くなった。