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彼の世界は官能で出来ている。
第13章 巨匠の娘、レジェンドの弟子
「やっぱり、後を継いでくれる人がいるって…安心しますか?」
「そうね――――…自分の代で終わるって思っていた物が違う形ででも未来に残せるって思うと……嬉しいし安心する。なんか…認められた気分になるわね」
――――認められた…気分?
「そう、私の生き方は間違いじゃなかった――――って…」
「おじいちゃんも――――瑛斗が弟子になりたいって言った時、なった時……嬉しかったかな?」
私は鏡に写る自分の姿を見つめ考えた。
瑛斗が“末広 八”として官能デビューしてじってら…
“水無月 睦”はどうなるのだろうか…
瑛斗は…どうするつもりなだろうか…