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彼の世界は官能で出来ている。
第14章 娘VS孫

「に――――…しても…またそんなこと言って…///テンション上がってる?」
「上がるに決まってるだろ!
ハリウッドにだって百々子を連れていきたかったし、新作の話だって百々子としたかった。俺はいつでも…百々子と一緒にいたかった――――なのに…契約だか決まりだか知らないが…一ヶ月も…ストレスでオナニーだって出来なかった!」
「おい!!そこは――――…言わなくても!」
まったく、油断も隙もない!なんでこんな整った顔で“オナニー”だの“勃起”だの言えるんだ?
「別れたと…思ってたから――――心の準備が…
それに――――…勘違いとはいえ…失恋から立ち直りたくて髪まで切っちゃった…」
そう言うと、抱きついていた瑛斗がやっと私の事を真正面から見つめる。

