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彼の世界は官能で出来ている。
第15章 平穏な日々?

タクシーから降りると…目の前には瑛斗の住んでいるマンションの立派な出入口が目に飛び込んできた。


久しぶりの…瑛斗のマンションにかなり…ドキドキしている。


だって!だって――――あの部屋には…あのソファがあって…!?


あのソファで…



「百々子――――…嬉しい…1ヶ月半…本当に長かった」


「――――う、うん///ま…まさか…ここに来れるなんて思ってもみなかった」



捨てられたとばかり思っていたから…



エレベーターに乗り込み瑛斗の部屋に着くなり…私は瑛斗に抱き締められる!


「あぁぁぁ――――…百々子…百々子…

あのソファの上での交わりは…今でも鮮明に思い出すよ…///ハァハァ…あの時の百々子…超可愛いくて…」


「お、思い出さないで!」


私は恥ずかしさと照れとで瑛斗を睨む!



「///そして、今日は――――…俺の奥さんとして…ここにいる…

本当に嬉しい――――…嬉しくて…この勢いで官能小説が3本は書ける!」



――――どんな勢いだよ…



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